ハンナ・アーレント『思索日記 ?』(邦訳・法政大学出版局)は、一行一行が濃密すぎてなかなか読み進めることができない。最初のほうに出てくるこんな断章から、何冊もの本が生みだされそうだ。 人間は一つの潜在的可能性であり、すべての人間には本質的に同…
檜垣立哉『生と権力の哲学』(ちくま新書)。フーコーのいわゆる「生権力」論と、それをめぐるドゥルーズ、アガンベン、ネグリらの批判的展開についての要約・解説として、よくまとまっている。フーコーたちの本を読んで頭を抱えている大学生諸君には良いガ…
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