フェミニズム

江口聡編『妊娠中絶の生命倫理』

妊娠中絶の生命倫理江口 聡 勁草書房 2011-10-11売り上げランキング : 97832Amazonで詳しく見る by G-Tools 編者からいただいたもの。どうもありがとうございました。昨年秋の応用哲学会直後にお送りくださったので、ずいぶん前のことになってしまった。僕も…

最近いただいたジェンダー関連本

どうもありがとうございます。女の子脳 男の子脳―神経科学から見る子どもの育て方リーズ・エリオット 竹田 円 日本放送出版協会 2010-11-02売り上げランキング : 29749Amazonで詳しく見る by G-Tools妊娠を考える ―〈からだ〉をめぐるポリティクス (NTT出…

腐女子文化のセクシュアリティ

宣伝するのを忘れていましたが、一昨年、JASE(財団法人 日本性教育協会)でやったシンポジウム「腐女子文化のセクシュアリティ」の記録が、「性科学ハンドブック」の一冊として刊行されております。こちらからお買い求めいただけますので、よろしくどうぞ(…

いただきもの2点

なかなか読めないです……。顔にあざのある女性たち―「問題経験の語り」の社会学生活書院 2009-08売り上げランキング : 353783Amazonで詳しく見る by G-Tools妊娠―あなたの妊娠と出生前検査の経験をおしえてください洛北出版 2009-12売り上げランキング : Amaz…

ジェンダー論三題

最近のいただきもの。ありがとうございます。なかなか詳しく紹介する余裕がないけど、せめてお知らせを。働く女性とマタニティ・ハラスメント―「労働する身体」と「産む身体」を生きる大月書店 2009-09売り上げランキング : 168408Amazonで詳しく見る by G-T…

女性同士の争いはなぜ起こるのか

女性同士の争いはなぜ起こるのか 主婦論争の誕生と終焉青土社 2009-10-22売り上げランキング : 544Amazonで詳しく見る by G-Tools タイトルだけをみるとポップ進化心理学の本みたいだが、本当のテーマは副題にあるとおり。1950年代から70年代にかけて行われ…

第二の性

『第二の性』をぼんやり読み返していたら、こんなフレーズがあった。 多くの男の子はつらい自立を強いられることに怖気づき、そういうことなら女の子になる方がいいと思う。(『決定版 第二の性 ?体験(上)』新潮文庫、17ページ)。 今朝の新聞に出ていた雑…

Firefox、「迷走する両立支援」

このブログをIE6以外で見るとレイアウトが崩れるんだけど、借りもののテンプレートを自己流でカスタマイズしてつかっているだけなので、どうにもできん(泣)。 本日は藤沢市まで往復。行きの車中でこれを途中まで読んだ。小泉改革以降の保育所施策の劣化に…

「セックスワーカー」とは誰か

セックスワーカーに対する恥知らずな蔑視に怒り、かといってリベラリズム(?)による妙に多幸症的な売買春肯定論にものらず、タイと日本でのインタビュー調査にもとづいて売買春の(少なくともいくつかの面の)リアリティを描き出そうとする誠実な仕事。セ…

男性学

一昨日の晩はアメリカにおける「男性学」の先駆者の一人として知られる社会学者Michael S. Kimmel氏の講演を聴いた。NYUの「The Center for the Study of Gender and Sexualityの主催で、"What has happened to..." という講演シリーズの2回目(1回目のテー…

力関係

先日、『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』という本を朝日新聞社から上梓しました。内容については、それなりの存在価値がある本だと思っているのですが、題名については……出版元の意向と著者の好みにずれがあり、結局著者のほうが譲ってしまいました。…

グロリア・スタイネムとベティ・フリーダン

先週はモントリオールで開かれたアメリカ社会学会の年次大会に行ってきた。いろいろ面白いことがあったけど、いちばん感慨深かったのはグロリア・スタイネムさんの特別講演を聴いて、顔を拝めたこと。グロリア・スタイネムとは、1970年前後に『Ms』マガジン…

東京都男女平等参画推進審議会で起きている問題

これまで、男女共同参画政策やフェミニズムや性教育をさんざん罵倒し、でっち上げまでして否定してきた、あの高橋史朗氏が、なんと東京都の男女平等参画推進審議会委員に選出されたことをめぐるアクション。こちらをご覧ください。→http://www.cablenet.ne.j…