時間線を遡って

このかん、つい「ぽちっ」といってしまった再発ものたち。
EP4 / Lingua Franca-1 昭和大赦

FRICTION / 軋轢

FRICTION / '79 LIVE

あと、Amazonにジャケ写真がないけど、
E.D.P.S. / DECEMBER 14TH 1983 MAY 27TH 1984など。
The Stalin / 虫


THE STALIN / LIVE at 後楽園ホール'83

『昭和大赦』は、発売当時(1983年?)に流行っていた45回転の12インチシングルを買ってよく聴いた。ファンクっぽいものはまだまだぴんとこない頃だったけど、なぜかこれには馴染めた。後に、エレクトリック・マイルスへの橋渡しになったアルバムだったのかもしれない。

 音的に、現在聴いても掛け値なしにぶっとぶのはE.D.P.S.のツネマツマサトシのギター。こいつはもー本当にすごい。それに比べて、ボーカルは当時も今も馴染めないけど、僕はバウハウスやエコー・アンド・ザ・バニーメンなんかもいまいちだったので、このゴシック風がいいという人も多いんだろう。

 スターリンの後楽園ライブには友だちと3人で出かけた。ドラムは中村達也(後にブランキー・ジェット・シティ、現ロザリオス)だったんだな。曲は「虫」をやった以外は全然憶えてないけど、フロアの真ん中で踊りながら熱い口づけを交わしていた男女がいたことと、頑張ってステージ前に体を押し込んでいったらやたらと唾が飛び交っていたことは映像で思い出せる。
 それにしても、このライブは1983年で、ビートルズLOVE ME DOから20年後だったわけだ。そして'83年から現在までは約25年。ビートルズはたった4年の間にLOVE ME DOからSergent Pepper'sまで行ったのだ、と慨嘆した人がいるけど、その後ツェッペリンが出てクリムゾンが出て、パンクがあって産業ロックがあって、とにかくいろいろあって83年になっていたという感覚が僕にはあるのだが、それから現在までの20年以上に何かがあったような気がしない。何がどうなっているのだろうか。