誕生の哲学・序説

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 つい先日、『〈個〉からはじめる生命論』(NHKブックス)という本を出しました。帯には何やらもの凄い惹句がたくさん書かれていますが(*´ー^`)ゞてへへ、実際の内容は、私がここ数年考えてきた(というか、考えあぐねてきた)由なし事を一般読者向けにできるかぎり明晰にまとめてみた、倫理学的エッセイという趣の小著です。この本で素描したいくつかの論点のなかに有効なものがあって、それが今後の議論の拡大と深化につながればよいなと思っています。もちろん私自身も自分なりにこれを展開・修正・精緻化していこうと思っています。