「若者」とは誰か: アイデンティティの30年 (河出ブックス 61) 浅野 智彦 河出書房新社 2013-08-13 売り上げランキング : 13495 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
本書は第1章でまさに「アイデンティティ」についてこうした二重の反省的検討を行うところから話を始めている。まずはここだけでも、「アイデンティティ」とか「文化」とか言っているゼミ生たちに読ませなくては。それ以降の本論はまだ読んでいないが、「コミュニケーション」や「オタク」をキーワードにする卒論が定常的に多発している昨今、本書全体も必読文献として推薦する機会が多くなりそうだ。(もっともワタクシは来年度はサバティカルですけどね♪)