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大失敗……

昨年の2月ごろから以降、アフィリエイト・ツールの設定を間違えていて(っつーか、主観的には、いつのまにか勝手に変わっていた?!)、アマゾンのアフィリエイト代が自分のアカウントに行っていなかったらしきことが判明。どうりで、前よりも購入点数が激減…

野茂英雄の引退

僕のトルネード戦記 (集英社文庫)野茂 英雄集英社 1997-07売り上げランキング : 240083Amazonで詳しく見る by G-Tools 野茂英雄が引退を表明したという。近鉄入りした1989年以来、そしてLAドジャーズへ渡った1995年以来、野茂が僕らに与えてくれたものを、…

スーツケース、VOCE

3月の終わりにニューヨークから帰ってきたとき、3つの大きなスーツケースのうち1つは成田から宅急便で自宅に送り、あとの2つをひきずりながら地元の駅に到達した。すると、なんとホーム改造工事中で、頼みのエレベーターもエスカレーターも動いていない!…

カズ

三浦知良が自民党の出馬要請を蹴った。ああ、これでひと安心だ。万が一、前向きに検討でもし出したら、「後生だからやめてくれ」というメールとFAXをじゃんじゃん送ろうかと思っていたところでした。

伊東四朗の夢

僕が夜見る夢はほとんどが怖い夢で、真っ暗なアパートの部屋で死体と一緒に寝起きしているといったものばかりだった。あるいは誰かに追いかけられて、デパートの地下食品売り場を延々逃げ続けるとか。学生時代に一時期「夢日記」をつけたこともあるが、そん…

走る女愛好会

がんばれ高橋尚子! どんなにみんなが「もう限界だろ」と囁いても、僕は君を応援しつづけるぞ。2008年、北京の夏を君の疾走が切り裂くまで。 ――「走る女愛好会」会員No00327

ドレミの歌

五番街を歩きながら考えた。日本語の「ドレミの歌」はいかがなものか、と。♪ドはドーナツのド/レはレモンのレ……という1番を受ける2番の出だしは、♪「ど」んなときにも/「れ」つを組んで……である。なぜ、どんなときでも列を組まなければならないのかとい…

出会いの場所

2006年9月11日(月) 【下】 開始予定の午後7時30分を少し過ぎて、会場の「The JCC in Manhattan」に到着。それまで「JCC」とは何の略かわからず、CとはChiristなんだろうと思っていたが、Jewish Community Centerの略だった。入り口でバックパックの…

レクイエム

2006年9月11日(月) 【上】 寒い。今日から冬なのかもしれない。何年か前に、ミシガン湖のほとりの小さな町で一夏を過ごしたことがある。あのときは、9月になってすぐのある夜、雨も降らないのに激しい雷鳴が轟き、雷光が「上から下」ではなく、だ…

平和な明日のために

2006年9月10日(日) 日曜日。良い天気。午後からワシントンスクエアに出かけて、いつものようにアマチュア・ミュージシャンたちを眺めながら、近くのデリで買った昼飯を食べる。ミネストローネが具だくさん(というか、なるべく具をたくさん掬っただ…

タイムズスクエアの詐欺師?

きのうの夜、タイムズスクエアの人ごみの中を縫って歩いていたら、ぼくの右手が前を歩いている人の左手にぶつかり、何かが下に落ちた。勢いよく歩いていたのですぐには止まれず、少し通り過ぎたところから振り返ると、その人が路上の何かを拾い上げながら、…

ハト

ハトが嫌いだ。いや、ハトと書くと「東ハト」とか「ハトヤ」が連想され、反射的にキャラメルコーンが食べたくなったり、でっかい魚を両腕で抱えるポーズをとりそうになってしまったりするが、そんな脱力な雰囲気に誤魔化されてはいけない。改めて「鳩」と書…

国連本部前にて

NYに来て数日の間、猛暑の中をひたすら歩いていたとき、虚を突かれたように印象に残った光景は、国連本部の真ん前で行なわれていたユダヤ人の小さな集会。ぼくが通りかかったのはもう終わりにさしかかったところで、十数人ぐらいの参加者を前に中年の男性…

ニューヨーク

2006年8月1日、「ほんとうに感情労働してるのか?」と疑わざるを得ないアテンダントたちと満員の乗客を乗せたユナイテッド航空機から、ようやくニューヨーク・JFK空港に降り立った瞬間、ドンという音がしそうな熱気の衝撃に襲われた。それから数日間は摂…

マイ国家

ときどき考える。いま日本には外交、民族、ナショナリズムetc.といったかたちで噴出している、まとめれば<内と外>をめぐるいろんな問題があるけど、考えてみれば鎖国をやめてからたった140年、それ以前の鎖国期間のほうがまだまだはるかに長いのだから、こ…

『世界日報』を10日間無料でお試しできます……

……というチラシが郵便受けに入っていた(笑)。裏を見ると、読者の声として、「産経新聞、正論と同様に快く思っている」、「世界日報は(……)中立な立場での記事が掲載されているので安心できます」等々のご意見が書いてあり、爆笑。でも、今なら10日間お試し…

沖縄観光

下の写真は、先月、二度目の沖縄旅行に行ったときのもの。本島北部のやんばるの森にある玉辻山(ヤマといっても標高289mだけど)に登っている途中、激しいスコールに遭遇して、やむなく撤退した。そのとき、山道にぎょーさんうろちょろしていたのが一枚目の…

アナーキズム

このあいだ、近所のブック・オフで買って読んだ浅羽通明『アナーキズム』(ちくま新書)はなかなか面白かったし、知らない人物誌もたくさん書かれていてお得だった。とりわけ印象的だったのは次の2点。ひとつは、松本零士のアナーキズム思想を『キャプテン…

ウルトラマン・マックス

『ウルトラマン・マックス』が終わってしまい、寂しい。元祖『ウルトラマン』の出演者たちや怪獣たちが再登場したり、実相寺昭雄の監督作品は『盗まれない街』だったり、子どもたちだけでなくお父さん世代にもアピールどころではなく、どう考えても40代が…

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

メキシコから不法入国してきた親友メルキアデス・エストラーダを国境警備員に(事故とはいえ)射殺されたテキサスのカウボーイ、ピート・パーキンズは、犯人の国境警備員マイク・ノートンを拉致し、すでに埋葬されていたメルキアデスの遺体を掘り起こさせ、…

マルクスの使いみち

四十を超えてからじわじわと老眼っぽくなってきて、電車の中で本を持つ手が日に日に顔から遠ざかる。混んだ車内で本を顔にくっつけるようにして広げるという芸当はもうできない。 そんな苦難とたたかいながら読んだ本書『マルクスの使いみち』(稲葉振一郎・…

空間の謎・時間の謎

内井惣七『空間の謎・時間の謎:宇宙の始まりに迫る物理学と哲学』(中公新書)を読了。ライプニッツ/マッハ路線の関係主義によって時空を再構成するという壮大なテーマを新書で一気に駆け抜ける。これはかなりキツかった。ぼくはブルーバックス・レベルの…

縷縷日記

NHKテレビのドイツ語講座をたまに観ている。昨年度と今年度のナターシャ先生もよいのだが(別に「メガネっ娘」萌えというわけではない)、いまでも時折思い出して胸がきゅんとするのは2003年度の講座だ。ベルリンのアパートをシェアしている何人かのドイ…

Brian Eno

このところ、ブライアン・イーノばかり聴いている。若い音楽ファンにとってはイーノなんてすでに歴史上の人物、あるいはせいぜいU2のプロデュースで名前を見たことがあるという程度の存在かもしれないが、骨の芯まで染みるポップが聴きたいなら、ぜひソロ作…

三笠書房とフランス書院

この両者は実は同じ出版社なんですね。正確に言うと、後者が前者の子会社だそうですが。いや別にいいのですが。

プロテストソングの変遷

昨日は家の近所でピーター・バラカン氏による「プロテストソングの変遷」という講座があったので出かけていった。狭い部屋に50人以上、ざっくばらんな雰囲気で正味2時間、曲は途中でfade out(これは仕方がない)ながら約20曲、聴いたことのなかった曲もあ…

『象られた力』、「形象の力」

飛浩隆『象られた力』(早川書房)を読む。新しめのSFを読むのは久しぶり。これはなかなかの力業、特に表題作はきわめて丹念に仕組まれた奇想だ。さすがSF大賞受賞作。最近の日本SFはこれくらいのレベルの作品がけっこうあるのかな? それならまた読ん…

『愛なんていらねえよ、夏』

しばらく前に買って、なかなかまとめて観る時間がないので、ちびちびと小出しに観ていたDVDの『愛なんていらねえよ、夏』(主演・広末涼子、渡部篤郎)を、ようやく観終わった。 素晴らしい傑作だ、これは。TV放映当時(2002年7月〜)の視聴率は平均7.7%、…

『二十世紀の法思想』

中山竜一『二十世紀の法思想』(岩波書店)を読む。「岩波テキストブックス」という、「有斐閣アルマ」の1・5倍という感じの教科書シリーズの一冊で、内容は題名通り。 これが、いやもう滅法面白い。教科書(と銘打っているだけでなく、内容や書き方も実際…

『哲学者の誕生』『ラッセルのパラドックス』

最近、なかなか一冊の本を通読することがない。目前に締め切りが迫ったささやかな原稿たちに少しでもインスピレーションを加えようと、ベンヤミン『パサージュ論』(岩波書店)の邦訳全5巻を本棚から引っ張り出して拾い読みしたり(しかしやはり<自分も動…