怪獣と美術

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 前から行こう行こうと思っていた、「怪獣と美術――成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術」展(三鷹市美術ギャラリー)をようやく見に行くことができた。いやー良かったよ。紹介ページに出ているジャミラもいいけど、ザラブ星人の「宇宙感」が圧巻。『ウルトラマン』に登場した最終的なザラブ星人は、なんかオヤジっぽかったけど、成田さんのデザインはもうまるで何考えてるかわからない。何でもやりそうで、それもいったい何をやっているのかわからなそう。怖い。やっぱ邪悪さってのは悪ではなくて、不気味さ=得体の知れなさなんだという、考え込まされる事実を突きつけられてヒヤリとするよ。あとは、久しぶりに『突撃!ヒューマン!!』関係の絵や像が観られたのは強力にオトナ帝国だった。今月21日まで、三鷹駅のすぐそばですよ。