2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中西準子の宇井純追悼文

中西準子氏のサイトで、先日亡くなった宇井純氏への追悼文を読む。ずっしりと胸に迫る、というのはこういう感じだったか。 僕が「社会問題」というものに初めて目を見開かされたのは、10歳の夏に読んだ『公害のはなし』という本によってだった。いちばん好き…

走る女愛好会

がんばれ高橋尚子! どんなにみんなが「もう限界だろ」と囁いても、僕は君を応援しつづけるぞ。2008年、北京の夏を君の疾走が切り裂くまで。 ――「走る女愛好会」会員No00327

力関係

先日、『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』という本を朝日新聞社から上梓しました。内容については、それなりの存在価値がある本だと思っているのですが、題名については……出版元の意向と著者の好みにずれがあり、結局著者のほうが譲ってしまいました。…

木星の渦のなかへ

最近の日常。ブルックリンお散歩ツアーに参加。あまりの寒さに風邪を引く。翌日、ニューヨーク・シティ・マラソンを見物。一瞬だがヌデレバ選手を見られて満足。だがそれより驚愕したのは、車椅子の部で、みんな競技用のハイテク三輪車に乗っているのに、そ…

「カッコいい不良」のロッケンロール

1985年頃を境にいろいろなことが変わった。突然変わったのではなく、それまでに高まっていた圧力を堰き止めていた堰がついに切れたという気がする。それについていつかまとまったものを書きたいと思っている。とはいえ、いつも通り、思うだけで終わってしま…

ドレミの歌

五番街を歩きながら考えた。日本語の「ドレミの歌」はいかがなものか、と。♪ドはドーナツのド/レはレモンのレ……という1番を受ける2番の出だしは、♪「ど」んなときにも/「れ」つを組んで……である。なぜ、どんなときでも列を組まなければならないのかとい…