「遺伝子決定論、あるいは〈運命愛〉の両義性について」

拙稿「遺伝子決定論、あるいは〈運命愛〉の両義性について」(柘植あづみ・加藤秀一編『遺伝子技術の社会学』文化書房博文社、2007年)をアップロードしておく。数年前に、明治学院大学社会学部付属研究所の共同研究プロジェクトをふまえて書いたものの元原稿。今回、きちんと見直したりはしていない。自分なりに新しい問題領域に踏み出していくつもりで書いたのに、なにせ刊行部数がきわめて少なかったため(出版してもらえただけマシではあったとはいえ)、あんまり読んでもらえた気がしない。もう出版から5年経過したので、ここに出してもよいでしょう。
 なお、このときの共同研究の成果は全3巻の論文集としてまとめた。上の拙稿はその第1巻に収録されているが、同巻の他の論考たち、また他の巻も興味深いものなので、ぜひ手に取ってみてください。

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