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科学と価値

科学と価値―相対主義と実在論を論駁する (双書現代哲学)科学と価値―相対主義と実在論を論駁する (双書現代哲学)
小草 泰

勁草書房 2009-12-19
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 合理主義者にして反実在論を擁護する、科学哲学の大物ラリー・ラウダンの主著。届いてすぐ、とりあえず訳者のひとり戸田山和久さんの「解説」を読んだら、これがいつもながら異様に明晰で、もう本文は読まなくてもいいんじゃないかと思いそうになる。
 ところで、このあいだ読んだSamir Okasha, Philosophy of Science のあまりのわかりやすさ(語学的にも、内容的にも)感動して、英語講読のテキストにしようかなあなどと考えていたら、とっくに翻訳が出てたんすね。

Philosophy of Science: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)Philosophy of Science: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)

Oxford Univ Pr (T) 2002-07-15
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科学哲学 (1冊でわかる)科学哲学 (1冊でわかる)
Samir Okasha

岩波書店 2008-03
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 内容とレベルは戸田山氏の『科学哲学の冒険』にかなり近いけれど、こちらには戸田山本ではあまり扱われていない確率論のことなんかもうまくまとめられているし、対話編の戸田山本に対して解説がどんどん展開する書き方がされていて一気に読める。科学哲学のトピックをさらっておきたい人だけでなく、知的な内容で平明な英語の本を探している人にもおすすめ。

科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

日本放送出版協会 2005-01
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